お知らせ

2024年03月11日
当研究室の卒業生の加賀谷美佳さん(現・仙台高専・助教)が主著のSOI半導体を用いたコンプトンカメラの開発に関する論文が専門誌NIM Aに掲載決定となりました
2023年02月02日
原木シイタケ栽培用の立木に含まれる微量の放射性セシウムからのX線を測定できる装置の特許を取得しました。
2022年04月18日
茨城大学のコラム「研究に恋して」に当研究室が紹介されました
2021年03月25日
原木シイタケ栽培用のホダ木に含まれる微量放射能を屋外で測定できる装置の特許を取得しました。
2021年02月25日
当グループの片桐と卒業生の成田君が中心となって開発した放射性薬剤から放射される低エネルギーのガンマ線を可視化できるコンプトンカメラの論文がNIM A誌に掲載されました。
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当グループについて

宇宙ガンマ線の観測とガンマ線検出器の開発

 ガンマ線は最もエネルギーの高い光(電磁波)です。宇宙からのガンマ線は、宇宙線という宇宙空間を飛び回る高エネルギーの粒子の反応により主に生じるので、ガンマ線は宇宙線を研究する強力な手段となっています。宇宙線がどこでどのように作られたか、いわゆる宇宙線の起源問題は、宇宙線が発見されて以来、100年以上も解明されておらず、宇宙物理学上の大問題の1つとなっており、その解明の鍵を握るのがガンマ線です。私たちは、次世代ガンマ線天文台を建設・運用する国際共同実験CTAに参画し、観測的研究をすすめています。また、これまでの宇宙用検出器開発の経験を活かして自分たちで設計したガンマ線検出器の開発という新たな分野にも挑戦し、医療・原子力・農業分野などに応用しようとしています。